【どのくらい声かけする?】ストレスチェック受けたくない人、産業医面談はもっと受けたくない人っているよね


どうも、Castella (カステラ女王様 @Rainha_Castella )です。普段は医師免許持ってることも忘れて、ハウステンボスのことばっか考えています。「ハウステンボスについてもっと暑苦しく語るブログ」も順調に更新中です(嘘です、まだ記事3つ目です)。

女王様
「ストレスチェック受けたくない! 産業医面談はもっと受けたくない!」人がいたら、私だったらどうするか、妄想してみたよ。
にゃんこ
ああ、前の記事で、面倒臭がって書かなかったやつ?
女王様
うん、「そりゃそうだろう、受けたくない人もいるだろう。もう、それでいいじゃん。」と思ったら書く気が失せちゃってさ。。。書いたけど。
にゃんこ
結論出てる。。。

【Q&A】えっ!? ストレスチェック後の面談で、産業医って診断も治療もしないの?

2017年11月28日

いきなりまとめ

1. ストレスチェックはキチンと勧めるが、無理強いはしないのが正解

具体的には、以下の通り。

  • ストレスチェック受けたくない! → 受けなくてOK
  • ストレスチェック受けたくない人への対応 → 勧奨は頑張って! 無理強いはしない
  • 高ストレスだけど産業医面談は受けたくない! → 受けなくてOK
  • 高ストレスだけど産業医面接受けたくない人へ対応 → 勧奨は頑張って! 無理強いしない

2. 事業場にとっては義務だけど、従業員にとっては権利

ストレスチェックを実施するのは事業場の「義務」だけど、受検は従業員の「権利」であって義務ではありません。だから受けなくてもOK。

厚労省の中の人も、ストレスチェックは、そのつもりで作っています(と、いう風にマニュアルからは読み取れます)。

3. 無理強いしないことと、安全配慮義務との兼ね合い

問題は、企業には安全配慮義務もあるところ。

だからこそ、以下のような不安があるわけですよ。

  • ストレスチェックを受けなかった人が、翌日、自殺したら、企業は安全配慮義務違反の責任を問われる?
  • ストレスチェックで、高ストレスって判定された人が、産業医と面接する前に、企業は安全配慮義務違反の責任を問われる?
  • ストレスチェックしてねってお知らせする側がストレス感じそう

4. (安全)衛生委員会で、先に決めとけ!

ストレスチェックを実際に行うように働きかける人は、実際には庶務さんとか、人事部の偉くない人(役職のつかない人)なわけ。その人たちが、「ストレスチェック受けたくない」って同僚たちの拒否を、安心して受け止められるように、

(安全)衛生委員会で、

  • どの程度、ストレスチェックの受検勧奨(お知らせとお勧め)をするのか

具体的にきちんと決めておきましょう。

厚労省の中の人は、「ストレスチェック、やれば、職場環境改善に役立てることはできるからやってほしい」と思ってるだけです。ストレスチェック自体がストレス源になるなんて本末転倒だから!

【女王様個人の考え】あるものは使う、けど、余計なお世話とも思う

どーせ義務なんだから、使い倒せ

私は、ストレスチェックは、「あるものは利用し倒せばいいじゃん」派。以下の関連記事にも書いたけど(長いので読まなくていいです)。

でも、確かに余計なお世話

ストレスチェック、どーしても受けたくない人がいるのも、すごくよく分かる。だって、国家(厚生労働省)が個人のストレスに介入するって、どんだけ余計なお世話なんだ!? って思うんだもん。

私、世界中の職域におけるメンタルヘルスのありかたについて、すごく良く知ってる方だと思うけど(メンタルヘルス自体は苦手だけど)、こういう余計なお世話な義務とか制度とか作るのって、日本だけなんだよね。。。それだけ、日本の労働環境は、切羽詰ってるってことなのかしら?

ストレスチェック自体は、よくできてる

でも、その一方で、厚労省が作ったこのチェック自体は、悪くないとも思う。むしろ、かなり良い。

それに、年に一回くらい、自分のストレスレベルを測定するのは、合理的ではあるんだよね。

そんなわけで、私の中でも色々葛藤はあるわけですが、「あるものは、いいとこ取りするのが吉」という考え。なにより、ストレスチェック受ける受けないで消耗するのは、阿呆らしいです。

ストレスチェック受けたくない! 産業医面談はもっと受けたくない!にどう対応する?

「ストレスチェック受けたくない!」にどう対応する?

冒頭でも書いたように、ストレスチェック受けたくない人は、受けなくてOKだし、無理に受けさせなくてOK。

でも、受検拒否したい人が安心して拒否できるためにも、実務部隊が安心して受検拒否を受け入れるためにも、企業として「安全配慮義務を果たそうと最善を尽くす姿勢」を見せましょう。

あらかじめ、「どの程度」受けてねって伝えるか、安全衛生委員会で決めておけ!

ストレスチェックマニュアルには、以下のようなことが書いてあります。

Q5-1 事業者が行う受検勧奨について、安全配慮義務の観点からどのくらいの頻度・ 程度で受検勧奨するのが妥当なのでしょうか。

A 受検勧奨の妥当な程度はそれぞれの企業の状況によっても異なると考えられます。 その方法、頻度などについては、衛生委員会等で調査審議をしていただいて決めてい ただきたいと思います。ただし、例えば就業規則で受検を義務付け、受検しない労働者に懲戒処分を行うような、受検を強要するようなことは行ってはいけません。

引用元:厚生労働省 「ストレスチェック制度関係 Q&A」

つまり

  • (安全)衛生委員会でストレスチェック、面接指導について調査審議して、記録にも残す
  • (安全)衛生委員会での決定事項に基づき、受検のおすすめ&お知らせや面接指導の申出のおすすめ&お知らせを行い、記録にも残す
  • (安全)衛生委員会で、「無理強いしない」ことを確認し、記録にも残す

ってこと。

「ポスター貼って、3回みんなに伝える」「無理強いしない」って安全衛生委員会で決めたら、それ以上頑張らない

具体的には、「ポスター貼る」「庶務さんなり、係長なりが、『やってねー』って伝える」「無理強いしない」ってことを、きちんと安全衛生委員会で決めてしまいましょう。決めたことは、記録に残してください。

決めてしまえば、それ以上、頑張って受検させなくていいです。

受検したくない人に無理に受検させても、正しい結果がでるわけじゃないし、受検したくない人にとってはすごいストレスだし、それを受けさせることで「声をかける役割の人」が消耗したら意味ないもん。

労働基準監督署への報告

ストレスチェック受けた人数などを労働基準監督署に報告しなくちゃだけど、受検率低すぎても、別にペナルティはありません(今のところね)。

ちなみに、用紙はこういうのです。(クリックすると原本に飛びます)。

 

「高ストレスだけど、産業医面談は受けたくない!」「産業医面談は受けたいけど、上司に知られたくない!」にどう対応する?

簡単なのは、全員に産業医面談のお知らせ&オススメ

一番簡単かつ、余計な手間を取られなくて済む唯一の方法は、

ストレスチェックの結果に関係なく、ストレス感じてない人も全員、総当たりで順番に産業医面談を受ける

ってしくみにすることです。結果的に、産業医にとっても楽。

本来は、高ストレス判定になった人が希望して「申請した時だけ」行われる産業医面接ですが、全員に面接しちゃった方が、高ストレスの人も面接受けやすいんですよ。

産業医側でも、高ストレスの人だけとずっと話すより、色々なストレスレベルの人と話をした方が、精度よく判断できるし。WInWinよ?

もちろん、産業医が、業務に関する意見書が出す場合は、その旨、上長に知らさざるを得ないけど、部署ごとに面接して、まとめた形で意見書出せば、犯人探しのようなことは起こらないって利点もあるの。

女王様
全員に対しての個別面談、超おすすめです。

高ストレスの人「だけ」面談するのは効率悪い

高ストレスだけど、産業医面談は受けたくない!

って、割と自然な反応だと思うんだけど、企業が安全配慮義務を負っている以上、高ストレスの人には、産業医面接の勧奨しなくちゃいけないんですよ。。。でも、これが難しい。大抵の場合、同僚か産業看護職がそれを「伝える」役目になっちゃうでしょ?

自分のことに置き換えて見た場合、「ストレスチェック後は全員受けることになってるから」産業医面接を受けてくださいねってお知らせ&オススメするのは、楽なんだけど、高ストレスの人「だけ」に、「あなたは高ストレスだから、産業医面接を希望すれば、受けられます。できるだけ受けてね。」お知らせするの、辛くないですか?

しかも、実施者には、守秘義務があり、周りに知られないように「お知らせ&オススメ」しなくちゃいけないわけ。私がこの役やらなきゃいけなくなったら、ストレスで胃に穴があきそうだよ。

だから、全員に産業医面接はしないという方針なら、高ストレス者にどうやって面接勧奨するか、どこまで勧奨するかは、あらかじめ(安全)衛生委員会で審議して、実施部隊にとってストレスフルな仕事にならないように策をうっておかなくてはなりません。

産業医面談は受けたいけど、上司に知られたくない!

っていうのも、割と自然な願いと思うんだけど、上司に知られないような時間&面談場所を提供って、一般の企業では、無理でしょう?

これも、全員面接にしておけば、誰が高ストレスで産業医面談対象なのか、傍目にはさっぱりわからないし、真昼間から会社で(もちろん個室)、堂々と面談できるんから、結局、お互い楽なんだけど。。。

だから、全員に産業医面接はしないという方針なら、「高ストレスが産業医面接は受けたいけど、上司に知られたくない場合は、どの時間やどの場所で産業医面接受けるのか」あらかじめ(安全)衛生委員会で審議して、実施部隊にとってストレスフルな仕事にならないように策をうっておかなくてはなりません。

でも、これ、どんなに気をつけてやっても、意外と周りにわかっちゃうのが、辛いんですよ。。。

まとめ:過度なストレスのない労働環境を!

ストレスチェックについては、以下の3行に集約できます。

オススメ&お知らせはちゃんとやる
無理強いはしない
声かけする側が、安心して引き下がることができるように、事前にいろいろ決めとく。

そもそも論で言えば、ストレスチェックは、職域のストレスを正当に評価し、そのための対策を練るためのものなんです。

もっと言えば、ストレスチェックで改善したいのは、職場環境なんです。知ってると思うけど

女王様
ストレスチェック後、(必要があれば、ストレスを感じている本人に専門医を紹介するのは当然だけど)、ストレス感じてる本人が、更にストレスを与えるようなことがあったら、本末転倒だから!

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