お金かけず医師になるには?(2)【医学部受験・志望校の選び方編】


どうも、Castella (カステラ女王様 @Rainha_Castella )です。普段は医師免許持ってることも忘れて、Twitter とYouTubeにまみれた、優雅で怠惰な隠居生活を送っています。

今回は志望校(医学部)の選び方。

お金かけずに医学部に合格できるの? 何すればいいの?

できたYO。昔だけどNE。

今でも、当然、上手に志望校選べば大丈夫です。っていうか、甥っ子で只今絶賛実験中。甥っ子は、この春、中学1年生。無事、地元の公立中学に行き始め、医師になりたいとか言ってるので、お金かけずに医学部医学科に行く良いサンプルになる。。。かもしれません、気が変わらなければ。

ただ、個人的には、面白いから、こういうところ ↓ に行ってほしいなとは思っています。このコース、MITやHarvard Univershity の無料の通信教育を受講して、試験だけ受けて修士とっちゃうもの。

上述のコース、高校卒業してなくても受講できるんです。そして、コースにもよりますが、年収に応じてU$100〜1,000払って試験を受ければ、正式に修士とれちゃう。

女王様
医師もちゃんとやれば素晴らしい仕事だと思うので、なりたい人はなったらいいと思うけど、中卒でMIT卒でデータアナリストとかカッコよすぎない? 

医学部には、普通の公立高校からで十分合格できる

そりゃ、小さい頃からふんだんに教育費使ってもらうと、成績は伸びやすいのかもしれないし、デキる同級生からの情報も大きいでしょうが、そこまで教育費の成果って大きくはありません。

成績が上がると素直に褒めてもらえたり分からないことを素直に尋られる環境とか、そういうことの方が、成績の伸びには直結します(教育者じゃないので、知らんけど)。もちろん、教育費にお金かけられる家庭の方が、そういう機会を与えられることも多いのだけど。

でもね、貧乏で素直で真面目(に見える)と、健気に見えるので、褒めてもらえたり、素直に尋ねたりなどは比較的やりやすいんですよ。デキる同級生。。。の数は、有名私立進学校のように多くはないけど、いないのなら仲のいい友達に勉強教えて、デキる同級生にしてしまえばよい。ですから、貧乏なみなさんは、上手に貧乏を活用してください。

医学部には、地頭がよくなくても十分合格できる

試験の構造っていうのがあって、試験と名のつくものなら、だいたい同じような勉強法で合格できます。

だから、頭良くなくても大丈夫。

でも、そのためには、偏差値を高く(?)してから、志望校を選ぶんじゃなくて、先に志望校決めてから、そこに合わせて受験勉強する必要があります。

例えば、二次試験は面接と小論文しかないような国立医学部もけっこうあるのに、二次試験向けの数学とかがっつりやって、高偏差値とっても意味がない。そういう医学部はセンター試験の配点が高いので、難易度の高い数学が解けても無駄で、基本的な問題でミスらない方が大事。

志望校選びに過去問は正義

頭良くない人にとって、過去問は正義。これに尽きます。っていうか「試験と資格」方式の勉強は、だいたいコレで解決。

私よりおっさんの和田秀樹さんが、現在進行形でアドバイスしてる受験勉強方法は、私がやってた勉強法とほぼ同じです。つまり、「試験と資格」のための勉強方法って、今も昔も大差ない。きっと科挙も同じだったと思うよ、知らんけど。

彼が言ってることは2つ。

  1. 受験勉強程度なら、基本は過去問。過去問は正義ってことと
  2. 過去問解ければ済む試験なんて、要領よく勉強すれば合格するってこと

私も同じ意見です。

入学試験や資格試験に必要なのは、「過去問」

入試に必要なのは、「過去問」。

で、スタディサプリだと、過去3年分までの過去問は見放題です。

日本の医師国家試験の対策も、「過去問」。

専門医試験対策も、「過去問」。

私、TOEFL(当時はSpeakingがなかった)は、無駄に高得点だけど(当時はSpeakingなかったので)、対策は「過去問」。

私、カナダでは医者になれなかったけど、カナダの医師国家試験の最初の2つには合格してて、それも「過去問」。

ついでに、カナダで大学院卒業してるんだけど、それすらも試験は「過去問」。

要するに、全て基本は「過去問」です。

ありとあらゆる入学試験、資格試験は、過去問やれば用が足りるのです。

にゃんこ
前置きが長いよ。

過去問使って先に志望校を決める

私が受験生だった旧石器時代からそうなんですが、ものすごく多くの受験生が、自分の偏差値に合わせて志望校決めるでしょ? アレ、無駄が多いです。

まず、高校3年分の学習範囲を自力で全部終わらせる

なぜかというと、

  • 試験問題的に相性のいい志望校を選ぶために、過去問を解く必要があり
  • 志望校の過去問を解くためには、全範囲を終わらせないと、問題の意味すらわからない

からです。

私は、教科書と参考書だけで自力で数IIIと物理、有機化学を終わらせることになりましたが、正直辛かった。復習部分ならともかく、先取りでわからない部分って、公立高校の先生に尋ねに行き辛いんです。

今ならスタディサプリでいくらでも先取りできるので、上手に使い倒してください。スタディサプリは月額980円で、どの学年の講義も受けることができます。極端な話、小学4年生の娘が大学受験生用のビデオを見ることもできる(見る気なさそうですが)。本気でいいと思っているので、広告に導きますが、私に1円でも入るのが嫌な方は、自力で公式サイトに行ってください。

受験生の2人に1人が利用する圧倒的なわかりやすさ!まずは無料でお試し。

先に志望校選び

志望校選びが先。一通り高校学習範囲が終わったら、志望校に合わせて勉強するの。そっちの方が、断然効率いい。

例えば、極端な話、数学の偏差値がどんなに高くても、二次試験の数学の点数配分が高くなくて、国語まであったりしたら、意味ないです。逆に、二次試験数学重視型の大学で、センター試験の社会科ばっかりやっても意味ない。

ってことで、まず、志望校を決めましょう。そのためには過去問チェック!

行きたい大学の赤本

なんとなく東大と京大の赤本の広告貼ってしまいましたが、まずは行きたい大学を3箇所選んで、最低1年分、できれば5年分やってみましょう。赤本は最終的には最新版が必要ですが、今は、1〜2年前のでいいです。合格した人に譲ってもらいましょう、タダで。

(まあ、過去問3年分なら、スタディサプリでできるんだけどね。もちろん、980円に含まれています。受験生の2人に1人が利用する圧倒的なわかりやすさ!まずは無料でお試し。

とにかく、入試も資格試験も「基本は過去問」。まだ解けなくても、答え見ながらやってください。ほとんど写経状態でかまいません。答え見ながらやって太刀打ちできそうな感じなら、そこは志望校としてアリ。

私は受験できる大学が一校しかなかったので(貧乏すぎて検定料が払えなかった&旅費もなかった)、志望校一校分の赤本しかやってないけど、通常は3校くらい、科目が被ってるところから選ぶといいんじゃないかな。

問題や科目や配点が自分にとって都合いいかで志望校を決める

上の東大と京大で比べてみましょう。

試験情報を見る限り、どちらも難易度高スギィな大学ですが、どちらもセンター試験の配点く、二次試験重視。医学部でも国語の試験がある。受験科目で得意なのは主に理系科目だけど、受験国語の得意な私には、どちらも嬉しい。

センター試験は、東大は足切りがあるけど、京大はない。社会科苦手な(100点満点で17〜23点くらいしか取れない)私には足切りはない方が良い。英語も今はセンター試験程度なら苦労しないけど、当時は超苦手だったので、英語重視だと困る。

さらに、二次試験の問題をくらべてみると、この2つからどうしても選ばなくてはいけないのなら、私は、京大の問題の方が好きな問題が多いです。だから、二者択一なら京大。

数学を例に、もう少し具体的に言うと、図形問題と微分積分問題は東大の方が解きやすいけど、問題数が多すぎる。そして、最後の問題を解くためのヒント問題が親切なので、私にとっては迷惑。私、ヒント問題なくても問題解けるけど、計算遅いんで、ヒント問題があると不利なんですよ(これは人による)。確率統計と数列はここ数年、京大の方が難しいけど、好みの問題が多い。そして、やはりヒント問題なしで問題数少なめ。私は確率統計と数列は得意なので、難しくてヒント問題なしの方が嬉しい。

そんな感じで選べばよいのです。願書提出直前の偏差値で決めるより、公開されている試験情報と赤本の感じで選んだ方が合格しやすいから!

東大とかじゃなくて、他の大学の中から選ぶ場合も、立地条件や物価的に通学可能な場所にある大学の中から、赤本に載ってる問題が好きか嫌いか、勉強すれば解けそうか解ける気がしないか、で決めましょう。

赤本はこちらから検索しても購入できます。

自治医大、防衛医大、国公立

普通にお金があれば、科目や点数配分の似たところを第二志望、第三志望にすればいいと思うのですが、実際問題として、貧乏人は自治医大防衛医大国公立くらいしか選択肢がありません。

防衛医大は試験日程が早いので、行ってもいいな〜と思う方は受験してみてもいいのではないでしょうか。自治医と国公立は試験日程が近いので、ちょっと体力勝負になっちゃうかな、試験って疲れるし。

なお、私は自治医大も防衛医大も受験してません。私、住む場所とか働く場所を強制されるの嫌なんですよね(だからカナダなんぞに住んでいる)。

授業料全額免除の私立もあるよ

6年間の授業料全額免除制度がある私立医学部は私が知っている限り北里大学だけ。ただ、北里大学医学部自体がけっこう難しいし、成績優秀じゃないと全免除にはなりません。半額免除とか、1年次免除とかなら、獲得しやすいですよ。

あと、半額免除、1年次だけ免除、成績がよければ次年度は免除とかの大学なら、他にもたくさんあります。

「地方枠」のある地方国立大学は、生活費まででるところもあるよ

「地方枠」はしがらみが大きいし、住む場所や働く場所を強制されるのだけはどうしても嫌なので、私なら受験しませんが、貧乏だけど、どうしても医者になりたいんだったら、アリかもしれません。

へき地ネット:医学部地域枠推薦

一応、「どうして」その地域出身の医師がそこで医者やらないのか、もともと格安な国立の授業料を無料にした上に生活費まで出さないといけなくなってしまったかをよく考えてからにしましょう。地元の若い人がその地域に残らない理由と、地方に嫁が来ない理由と、医師が定着しない理由はだいたい同じと仮定して、よく吟味してください。

まとめ

偏差値に合わせて志望校を決めるんじゃなくて、試験科目や問題が、自分にとって都合のいい大学の中から、志望校を決めてしまいましょう。

後で気が変わってもかまわないけど、その場合は、受験科目が似たような特性を持つ大学の中から選んだ方が合格しやすいです。

大切なことなので、何度も書きますが、同じくらいの偏差値の人でも、

  • 社会科まで含めて満遍なく得意なセンターで有利なタイプと、
  • 数学や物理は得意だけど、社会科が残念な二次試験の配点が高い大学の方が有利なタイプでは、

合格しやすい大学が全然違います。

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